お持ちの方も多いかもしれませんが、荷物を一度にたくさん運べるアウトドアワゴンのご紹介(レビュー)です。

ちなみに購入のきっかけとなったのは子供の運動会のとき、弁当やら冷えた飲み物やらを運ぶのがそれはそれは大変で…これは何か必要だ、ということでの購入となりました。
(学校と家の距離が車で行くほどの距離でなく歩ける距離なのです)

これが買ってみれば大活躍でそれ以外にも荷物の多くなる釣りなんかにも大いに使えました。
他メーカーからも似たようなものが出ていますが、購入の決め手は「耐荷重量100kg」でした。まぁこれについては後で注意事項が出てきますが。。。
 

まずは収納時の姿から。
収納時はカバーが付いており、スッキリ収納できます。自立可能、底板も側面に差し込めるので置き場に困りません。
 

カバー下部にはファスナーがついており、少し開閉できます。これがなにげに便利。
カバー自体は割とタイトな作りなので、このファスナーがないと収納時カバーを被せるのにに苦労します。カバーを被せたあとファスナーを閉めればスッキリ。
 

カバーはかぶせるだけでなく、両側面下部についているベルト(マジックテープ付き)で本体と固定可能です。
これによりカバー上部についた取っ手を持って本体を運ぶことが可能です。
 

ぎりぎり見切れてますがカバー左上に取っ手がついています。
その他、ロゴの面に底板(ボトムボード)を差し込むためのポケットがついています。
使っていませんが、荷物を縛るためのゴムもここに収納しておけます。
 

カバーを外したところです。
カバーがなくても自立可能。本体を縛るためのベルト(マジックテープ付き)が中央辺りについており、キュッと縛ってからカバーを被せるようになります。縛りが甘いとカバーを被せにくいです。
 

ベルトを開放すると本体を広げられます。
とても簡単で真ん中の紐がついているあたりを押すと広がります。
ちなみにこの紐を持ち上げると逆にたためます。

中央にあるのが紐です。まぁ紐っつーかしっかりした幅広の取っ手のようなものですが。
なんせよく考えられていて広げたり畳んだりが簡単です。
 

広げるとこんな感じ。まだボトムボードはセットしていません。樹脂ではありますが、タイヤが大きく舗装されていない場所でもワゴンが動きます。

広げただけの内部。ここにボトムボードをセットします。
 

ボトムボードをセットするとこんな感じになります。しっかりした感じですね。

ボトムボードのアップです。
すでにお持ちの方や修理方法を求めてここに来た人は「ん!?」と思うかもしれません。
そう、縫い目が白いでしょ?普通は赤い糸で縫われているのです。
えー、ここから少し前のお話を…

このアウトドアワゴン、確かに「耐荷重量100kg」なのですが、それはワゴン全体でのことです。
決して「80kgや90kgの物を載せても大丈夫ということでは有りません」から気をつけてください。

耐荷重量100kg、そしてこの形。どうしても人が乗りたくなっちゃいますよね、分かりますその気持ち。
注意書きには「人は乗せない」的なことを確か書いていたと思います。なんというか、その意味が買って使用前に分かってしまいました。

人はだめ、と書かれていますがその理由は「危ないから」と「ボトムボードが割れるから」だと思います。

「危ないから」は簡単ですね。乗っていて横転したり転倒したり、乗り物ではないので、乗っている人の安全は保証するものでは有りません。

「ボトムボードが割れるから」ですが、このボード、小さく折り畳めるよう4分割になっています。そして重要なのが「この1枚が100kgに耐えられるわけじゃないよ」ってことです。

そう、あれは遡ること約4年前-。
購入当日。お披露目として家の中でワゴンを広げてみました。子供は「乗っていい?乗っていい?」と大はしゃぎ。うんうん、いいよと言うと嬉しそうに乗っていました。

で、目を話したその隙に事件はおきたのです。

「パキッ」

乾いた音が室内に響きました。
「えっ?」と思い振り向くと、そこには片足をワゴンに突っ込んだ嫁がいるでは有りませんか。

子供「お母さん割ったー!」
私「え、なんで乗ったん?」
嫁「だって子供も乗ったし100kgまでいけるって書いてるし!」

そうなのです、部分的に力がかかるとこのボトムボードは必ず割れます。なので「間違っても大人が乗っちゃダメ」です。子供でも乗るときに集中して体重がかかりますので、乗らないほうが間違いないでしょう。
決してうちの嫁が100kg超えているという事ではないということを付け加えておきます。

途方に暮れた私は購入先にボトムボードだけの販売がないか問い合わせました。
2016年当時で「1080円(税込み)+送料」でしたので、まぁそんなに高いわけではありません。
しかし、これ多分またすぐ割れるな…と考えた私は、ボトムボードの縫い糸をほどき、内部を確認することに。

「木の板」か「プラスチックの板」と思っていた内部には紙を押し固めた板が入っていました。こりゃ割れるわ。まぁ値段からするとこんなものかもしれませんが。

そこでこの紙の板の代わりにポリカーボネイトの板を入れることにしました。ポリカなら曲がってもバキッと割れる可能性は低いですからね。
ネット上でポリカーボネイトをオーダーサイズで注文できるサイトを探し出し注文。
ちなみにサイズは厚さ 3mm サイズ 200×420 mmを注文しましたが、かなりギリギリのサイズなので余裕をもたせて200×415mmとかで良いかもしれません。厚さは3mmで問題ないかと思います。このサイズが4枚ですね。
これでもう割れることはありません。
 

この日の釣りに行くときの荷物はこんな感じ。てんこ盛りでも重さ的には問題ないです。引っ張るのは少々大変ですが。
そうそう、他メーカーの「洗えます」ってやつは生地にたるみが出てきれいに張らないそうですね。まぁ洗える部分をどう取るかですが、そんなに洗うようなものでもないのかなぁと。
 

車の種類にもよりますが、我が家の8人乗りの車ですと最後部座席を跳ね上げると荷物を載せたワゴンをそのまま載せていけます。

買ったときは確か赤くらいしか色がなかったのですが、現在では色んな色が展開されているようですね。これで他人とかぶることも減るかも?(一番安いのは赤のようです)
 

「コールマン アウトドアワゴン」に2件のフィードバックがあります

  1. まったく同じ経験しました。私の場合は子どもが乗っただけで。
    ちょっと手に体重かかってましたが、跳ねたりして遊んでたわけでもなく。
    ちょっとこの素材どうかと思いますね。
    そして私も同じようにポリカーボネート頼んで中に入れました。

    1. あれはホントどうなんでしょう^^;
      人じゃなくても物を載せて割った人も多いかと思います。
      あと素材的に濡れても膨張してダメになる気がしますし…
      少しのところなんですがメーカーには気を遣ってほしいもんです。

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