手回し式のミンサーを買いました。
ひき肉などを作るアレですね。
嫁からは例によって半分呆れられましたが、これが使ってみるといいじゃないですか!
今回購入したのはボニーという会社のミンサーです。手回し式にもかかわらず1万7千円くらいします。はっきり言って高いです。電動でも安いものなら9千円くらいであります。
でも電動ってやっぱり寿命があると思うんですよね。しかもレビュー見てると金属の粉が出てきたとか書いてるし…いや、そんなにガッツリミンサー使うのかよと言われればノーとしか言えないんですが、「業務用」とか「ヘビーデューティー」とかいう言葉に弱い私にとってこの「ボニー ミンサー」は魅力的以外の何物でもありませんでした。
色んなものを作ってる会社が片手間(失礼)で作ったような電動の物と、業務用のミンサーばかり作ってる会社が個人でも使えるようにと作った物では間違いなく出来が違います。
説明書です。
手動なのでパーツ数は少ないです。どのミンサーも同じ構造だとは思いますが、国産だけあってひとつひとつのパーツの精度が違います。そして専門の会社なのでそれぞれのパーツの販売もあります。
本体は分厚い鉄で出来ていますので、よほど誤った使用をしない限りまず壊れることはないでしょう。つまり会社が潰れない限りほぼ永久的に使えます。パーツもとても丈夫そうで普通の使用では部品すら買うことがなさそうですが…
そもそもこれを買おうと思ったきっかけが「手作りソーセージ」を少しでも簡単に作ろうと思ったからです。
また記事をアップしますが、友達から誕生日にいただいたソーセージの絞り袋等でソーセージを作ったところ、思いのほか美味しく出来たのです。
ただ、作成途中のひき肉を絞り袋で絞り出す作業が、それはそれは大変で…
そのうえ、ソーセージを作るのに必須のひき肉を自分で作りたい、挽き方も自分で調整したいとも思ってしまったのです。
絞り出す作業は慣れれば何とか一人でも出来ますが、この労力をどうにかしたいと思い、このミンサーとオプションのソーセージメーカーを購入しました。
机などにネジで固定するタイプと自立するタイプがあるのですが、買ったのは最も安価なネジで固定するタイプ。
机の厚さや構造によっては固定できない可能性があるので、検討されている方はご自宅の環境をよく見て購入しましょう。
上の写真は鶏胸肉のミンチを作っているところです。
ある程度の大きさに肉を切る過程は必要ですが、市販のものと違い混ざりっ気の一切ないミンチが出来ます。
市販のひき肉は脂や皮などが含まれているので、どうしても白っぽい部分が混ざっています。ミンチにすることで空気と触れる部分が多く、鮮度も味も早く落ちてしまうのも難点。
自分で作ると色も鮮度も段違い。とりあえずチキンナゲットを作りましたが、シンプルな塩コショウだけの味付けでもかなり美味しくできます。
近くのスーパーでは合挽きミンチしか売っていないので、塊の牛肉を買ってきてビーフ100%のハンバーグを作る予定です。お肉屋さんに頼んでもミンチを作ってくれますが、自分のタイミングで好きな部位の肉で作りたいですし。
安い製品のレビューを見ていると、ミンサーの中に結構な量のお肉が残ってしまうようです。これは本体と回転する部分の精度の問題なのでどうしようもないですね。
その点このボニー ミンサーはほとんど肉が残りません。うーん素晴らしい。(もちろん先端にはいくらか残ります)
注意しなければならないのは、本体が鉄でできているため錆びやすい、ということです。メッキは施してくれているのですが、部品がこすれる部分(ネジ山)や本体のロゴが入っているところは特に錆びやすいです。
使用後に水につけておく…ではなく、洗ったらすぐに水気を拭き取ってオリーブオイルなどの植物油をキッチンペーパーなどで薄く塗っておく必要があります。
これがやや面倒といえば面倒なのですが、それだけ愛着が湧く部分でもあります。やっぱり道具の手入れって大事ですし、手入れをすることで道具の異変にも気づきやすいと思います。
あ、途中で少し紹介したソーセージメーカーの使用感などはまた別の記事に書きますね。
とにかく、安全なものを食べたい、新鮮なものを食べたい、わけの分からない部分の肉じゃなく自分が選んだ部位のミンチを作りたい、楽にソーセージを作りたいなどと思っている方はミンサー買っちゃいましょう!
少し手間がかかりますが電動よりこの手動がオススメですよ(^^)
色々な大きさがありますが、一般的な家庭ではNo.5で問題ないと思います。
また、No.5用のソーセージメーカーというアタッチメントもありますので、ソーセージを作りたいという方にもおすすめです。
商品のリンク貼ってて分かったんですが、No.5とNo.5(β型)があるようです。
どうもこれが型番の統廃合によるもので、現在はβ型のみが生産されているようです。
詳しい説明は公式サイトの説明に乗ってました。